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腎移植にむけて入院第一日目。
外科のフロアの四人部屋に入りました。今回の入院は一ヶ月と長いので、ポータブルテレビも持ち込みました。
アンテナの効きが悪く、フジテレビ、テレビ東京以外の映りがよくないですが、大画面より、コンパクトで見やすくこれはグッドだったと、思っています。
腎移植の説明をドナーの妹と、一緒に受けました。全90分の丁寧なドクターの説明を聞いて、信じてお任せするしかないと、実感しました。
透析は術前に二回するそうです。ドキドキ。
とうとう入院が明日となりました。もともとIgA腎症でしたが、6年前、ANCA血管炎から腎不全になり、透析を覚悟していました。が、6年透析に至らず、私の腎臓はよくぞ頑張り続けました。
人生観もこの6年で大きく変わりました。いつ、どうなるかわからない人生、やれることはやる、と決め、あり得ないことに、フルタイムで働き始めました。好きな仕事は、病も忘れさせてくれます。もしかしたら、仕事が腎臓をここまでもたせたかもしれません。でもとうとう限界となりました。先行的生体腎移植をします。ありがたいことに妹が手を挙げてくれました。申し訳ない気持ちでいっばいです。今は、とにかく無事に手術が終わるのを祈るのみです。
長い入院のため、何を持っていこうかなあ、考えながら荷作り中。ラジオ、本、かぎ針編みの道具は必須。
あーあ、透析をするらしいの！気が重い。シャントもないのにどうやる？痛そうです。